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治療内容Treatment

解剖学・生理学的視点からの治療From a standpoint of anatomy and physiology

筋肉系

関節の拘縮、筋肉の拘縮がある場合、その対象部位、そしてそれに関連する腰や背中などの体幹部の筋緊張を弛めます。

 

また筋肉の両端(起始部と付着部)を考慮し、そのような関連部位も効果的に治療します。

例えば長い期間患っている腰痛など、慢性的な痛みの多くは筋肉が硬くなり、血行不良が起こった結果出ている痛みのため、局所の筋緊張を緩め、血流を良くすることで痛みは楽になります。
ただし慢性的な痛みの場合、筋緊張が深部まで達していることが多いため、より深い部分へのアプローチ、そして痛みが出ている部位だけではなくその関連部位の治療、そして継続的な治療が必要となります。

マッサージは筋肉の緊張をゆるめ、血行を促進することにより痛みを和らげ、また筋肉の萎縮を予防することができます。

また関節を他動的に動かすことにより、関節が固くなるのを防ぎ、動かすことのできる範囲を拡げることができます。このことにより、身体の動きがよりスムーズになり、日常生活の動作が楽にできるようになります。

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東洋医学的視点からの治療From a standpoint of oriental medicine

経絡

我々が診断、治療のベースとしております“東洋医学(中医学)”の概念のひとつに、経絡という体のエネルギー(気)が流れる経路があります。

皆様がご存じのツボ(正式には経穴といいます)は、経絡上にある、ある一点のことを指します。(例えば経絡が線路で、ツボ(経穴)は駅のようなものです)

またそれぞれの経絡は内臓と繋がっているため、内臓の不調が起きると経絡や経穴に異変が現れます。

体表観察によりそれを読み取り、適宜経穴を使って治療をしていくのが鍼灸治療(はり・きゅう)です。症状によりますが、マッサージでもそのツボや経絡を使って症状を改善させることが可能です。

 

ちなみに診断には、経絡の体表観察だけでなく、脈、舌、腹部の状態、顔色などを診て、また問診によって得た情報を組み合わせ、総合的にどこにどのような異変が起きているのかを判断します。

これらのような身体から得られる様々な情報を統合し、その方それぞれに合った治療法を選択し、組み立てていきます。

よって治療は、個人個人はもちろんですが、同じ方でも毎回同じとは限りません。
この常に変化する生体の状態に合わせた柔軟な治療こそ、この治療の長所の一つであるといえます。

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当院の治療方法の特徴Special feature of our treatment

経絡

そして、当院の治療法の最大の特徴は、その特殊なマッサージの方法、そして刺さない鍼にあります。

指圧、整体をベースにした、深部にアプローチする独特のイタ気持ちいい手技を行い、症状の根治を目指します。(もちろん刺激量はその方の状態に合わせています。)

慢性化した痛みの局所的な原因は、筋肉のコリによる血行不良にある場合が多いのですが、そのコリにはレベルがあり、頑固な痛みの場合、そのコリが深くまで達しているため、表面的なマッサージだと中々改善できないことが多くあります。ひどい場合は、そのコリの芯の部分の感覚がなくなっている場合もあります。

そういった状態を改善する手法を当院の治療では行っております。
その刺激は、深くまで浸透するようなとても心地のいいものです。

鍼治療はそういう場所を治療するには最適な治療法ですが、人によっては、鍼治療に抵抗がある方も多くいらっしゃいますので、その場合は体表から刺さずに鍼と同様の効果が得られる特殊な器具を用いて治療をいたします。

そして局所だけでなく、前述した診断によって確定してくる関連したツボを同時に治療することにより、身体を総合的に治療していきます。

経絡
経絡
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